• 自分に合う振袖を選ぶためのポイント!知っておきたい注意点を紹介

  • 公開日:2023/07/15

これから自分に合う振袖を選びたいと考えている人は、体型やパーソナルカラーから選択してみましょう。自分が好きな色の着物を選択するのではなく、自分に似合う色の着物を選択することが大切です。また、色だけではなく柄や配色にも気を配ることで、より魅力的に見えるようになります。少しの工夫を怠らないようにしましょう。

自分に合う振袖を選ぶためのポイントとは

試着する前に

◇希望スタイルの検討

身近な人や親しい人の意見も参考にしながら

成りたいタイプや雰囲気をイメージしておきましょう

パターンとして対局的なイメージから絞り込んだり、組み合わせたりします。

対局イメージ 可愛い(ラブリー)VSかっこいい(クール)

清楚(控え目)VS豪華(華やか)

上品(トラディショナル)VSモダン(現代的・個性的)

組み合わせ  控えめな可愛らしさ

上品で華やか

個性的でクール

個性的でモダン etc

◇ 最低5~8枚は選ぶ

好きな色と似あう色が一致する場合と違う色が似合うことがあります。

ご自分にとってのベストカラーは試着してみないと分からないことが多いので、意外な色も選択肢に入れておくことをお薦めします。

試着する意義

帯と小物の組み合わせで雰囲気がガラリと変わるのも着物の魅力です。

帯合わせだけではなく半衿・重ね衿などの小物も最低3~4点は比較して、組み合わせによるトータルイメージの違いをご家族やお店のスタッフの意見も参考にしながら、成りたいイメージ創りを楽しみましょう。

◇組み合わせパターン

1.着物と帯

・背を高く見せたい場合は同系色

(例)振袖:赤 帯:ベージュ/ピンク

振袖:青 帯:オフホワイト/アクアブルー

・メリハリを付けたい場合は反対色

(例)振袖:赤 帯:黒/ゴールド

振袖:青 帯:シルバー/ゴールド

2.着物と刺繍半衿

・上品イメージ

地色:白 柄:白・金・銀・赤・オレンジ・ピンク・黄緑

・華やかイメージ

地色:白 柄:金・赤・オレンジ・黄緑

・個性的なイメージ

振袖:赤 半衿(地色):黒・緑

振袖:黒 半衿(地色):赤・ターコイズブルー・黄緑・黒/

・トレンド

地色:くすみピンク・くすみグリーン・グレー

3.重ね衿

・上品イメージ:白・シルバー・黄緑・黄色

・華やかイメージ:赤/金・黄緑/金・三色重ね・五色重ね

・個性的イメージ:黒/金・ラインストーン

・トレンドイメージ:レース・パール・ラインストーン

体型で振袖を選ぶときのポイント

少し工夫するだけで、より魅力的に見えるようになります。

身長を気にしている人の場合

もし身長が高いのを気にしている場合は、色が濃くて配色が大胆なものを選択すると、スタイルをよりよく見せられます。

逆に身長が低い場合は、色が明るくて柄が小さいものを選択しましょう。縦長効果で身長を高く見せられます。

体型を気にしている人の場合

やせ型の体型を気にする場合は、淡い色のものやボリュームのある柄のものを選択しましょう。逆にふくよか気味な体型を気にしているのであれば、ダークカラーでシンプルなデザインのものを選択しましょう。

パーソナルカラーで振袖を選ぶときのポイント

自分に合う色を見つけましょう。

イエローベース春タイプ

明るくて華やかな色が似合う人におすすめです。肌は、明るくて透明感があり、黄みがかっている人です。

目は、澄んだ茶色をしていて輝いている印象を持っている人です。髪は、明るく艶がありブラウンまたはダークブラウンの人です。

親しみやすい雰囲気を持っていて、明るくて生き生きとしている人におすすめです。明るいイエロー、ピンク、オレンジなどを取り入れて、健康的なイメージを与えましょう。

イエローベース秋タイプ

深みのある黄みがかった色が似合う人におすすめです。肌は、赤みが少なくて黄みが強い人です。

綺麗に肌を焦がせるでしょう。目は、暗くて深みがあるダークブラウンの人です。髪は、ダークブラウンに近い色で、量が多くてハリがあります。

シックで落ち着いた大人の雰囲気を持っているので、モスグリーン、オリーブ、ブラウンに近いオレンジなどを取り入れて、本来の魅力である大人の雰囲気を演出しましょう。

ブルーベース夏タイプ

くすんだ優しい色が似合う人におすすめです。肌は、マットな白や少し青白い人です。目は、赤みのあるブラウンや優しい黒い瞳を持っています。

髪は、真っ黒ではなくて墨色や赤みのあるブラウンが特徴です。

おっとりしていて上品な雰囲気を持っているので、ミントグリーン、ラベンダー、オフホワイトなどを取り入れて、持ち前のエレガントなイメージを活かしましょう。

ブルーベース冬タイプ

黒、白、ビビットな色が似合う人におすすめです。肌は、色白か色黒に分かれています。赤みが少ないのが特徴です。

目は、白目と黒目のコントラストがはっきりしている人です。髪は、艶があって真っ黒で太くなっています。

可愛いというよりも美人の印象が強く、華やかで人目を引くタイプなので、黒、白、ロイヤルブルーなどを取り入れて、インパクトのある柄を大胆に着こなしましょう。

振袖を選ぶときに押さえておきたい注意点

どれにしようか迷ったときは、自分の直感を大切にしてください。

予算オーバーにならないように気を付ける

どれくらいの予算が必要なのか事前に相場を調べておきましょう。あまりにも相場からかけ離れている場合は、別途費用が発生する可能性があるので、慎重に業者を選択しましょう。

信頼できるスタッフに相談する

きちんと丁寧に対応してくれる業者を選択しましょう。自分の長所や魅力を引き出してくれるスタッフであれば問題ないでしょう。

自分の身長や体型に合ったものを選択する

自分の好きな色と自分が似合う色は違います。その違いを理解して選択すると、より魅力的に見えます。

自分のキャラクターやイメージに合わせる

第三者から客観的に似合う色をアドバイスしてもらう方法も有効です。自分では似合わないと思っていた色と出会えるかもしれません。

最後は自分の直感を大切にする

試着したときや着物を選択しているときに、こちらの着物を着用したいと思ったものがあれば、そちらを選択しましょう。どの着物にしようか迷っているときは直感を大切にすることをおすすめします。

まとめ

自分だけで着物を選択できる自信がない人は、第三者の意見も上手に取り入れましょう。スタッフに相談すると、これまでの経験を活かした適切なアドバイスをもらえるでしょう。この際、予算オーバーにならないようにするとともに、自分のキャラクターも大切にするようにしてください。着物を着用する機会が少ない人は、この機会に着物に慣れ親しみましょう。