• 成人式の前撮りのベストなタイミングとは

  • 公開日:2023/01/15  最終更新日:2023/02/02

成人式の日は、早朝から着付けをし、成人式に参加します。同窓会があったり、友人にあったりと多忙になってしまうため式当日は撮影をせず、事前に写真撮影を行う、前撮りをするのが一般的です。いつぐらいから準備をした方がいいのかと迷う方もいるのではないでしょうか。成人式の前撮りのベストなタイミングについて説明します。

前撮りはいつ撮る?おすすめの時期とは

成人式当日は、時間に余裕がありませんので、そのような中で写真撮影まで行うと慌ただしくなってしまうため、晴れ着姿の写真は前撮りで撮ることが一般的になっています。写真スタジオは1年の中でも繁忙期があり、繁忙期だと人気の振袖は早くに予約が埋まってしまうため、早めに予約がおすすめです。

おすすめの時期は成人式の前年の3月から4月です。写真スタジオが空いている時期で予約が取りやすく、振袖でも過ごしやすい気候でもあります。スタジオだけでなくロケーション撮影もしやすい時期です。桜や、新緑と一緒に撮影をして振袖を引き立てることもできます。

1年のうちでも日焼けをあまりしていない時期です。春に撮影を済ませておけばその後の夏のレジャーも日焼けを気にせず楽しめるでしょう。

持ち込みはできる?持ち込みのメリット・デメリットも比較しよう!

写真スタジオは豊富なプランを取り扱っており、振袖を持ち込みすることも可能です。スタジオで振袖をレンタルしなくても、自分で用意した振袖で着付けからヘアメイク、撮影を行えるプランが多くのスタジオであります。振袖を持ち込んで撮影する場合はどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。紹介します。

持ち込みの振袖のメリット

母親がいつか娘に着させたいと思い振袖を保管していた、姉が着用した振袖を妹も着たいなど、振袖を持ち込んで撮影したいと考える方も多いのではないでしょうか。レンタルで撮影するよりも、歴史や思い入れがある振袖なので、でき上がった写真を見て家族の喜びもより大きくなるでしょう。

また、母親世代の振袖は今よりも質が高いといわれています。流行りの振袖とは異なるよさがあり、周りとは一味違う写真が撮影できるというメリットもあります。自分の振袖を購入する場合は、レンタルとは違い新品で状態のよい振袖を着ることができます。今後結婚式に参加する際などに、何度も着られるメリットもあります。

持ち込みの振袖のデメリット

大切にしていてもなかなか出番のない振袖は、よい状態で保管するのが難しい場合もあるでしょう。母親世代の振袖を着用しようと考えている場合、保管や手入れの状況によっては特別なクリーニングやお直しが必要になる可能性があります。振袖はもともとクリーニング代が高く、着用するまでに手間とお金がかかる可能性があるのがデメリットです。

母親の着物を着たいけれど、娘の方が高身長など、振袖の元の持ち主と体格が違う場合は寸法直しが必要になることもあるので注意しましょう。寸法直しや丸洗いは最低1ヶ月かかります。保管していた振袖を着用しようと思っている場合は、早めに振袖の状態を確認して必要な場合はクリーニングやお直しに出すとよいでしょう。

また、小物のコーディネートや着付けに必要な小物や長襦袢が揃っているか点検しておきましょう。特にコーディネートに必要な重ね袴や帯締めなどはその年によって色のトーンや合わせ方も変わっていることが多く、特に長襦袢に縫い付ける半衿は近年では刺繍衿が主流になっているので注意しましょう。

場合によってはレンタルが必要になる場合もあるので、レンタルにするか持ち込みの振袖で撮影するかの判断は式の1年くらい前からするとよいです。

前撮りの撮影時期を決めるには

前撮りの時期はいつ頃から決めればよいか、わからない方もいるでしょう。だいたい式の1年くらい前からどんな振袖を着たいか、どんな写真が撮りたいかイメージし始めるとよいといわれています。

1月は成人式があるため、式用に振袖が多くレンタルされています。早い人では成人式が終わったあとの2月くらいから成人式の前撮りをはじめます。一番のおすすめは3月から4月ですが、ほかにもおすすめの時期もあります。

5月から6月

5月から6月も比較的写真スタジオは空いており、予約が取りやすいです。ゴールデンウィークなどに合わせて写真を撮れば家族で予定を合わせやすいでしょう。家族に晴れ着姿を見せられて、一緒に写真を撮ることができます。梅雨が始まる前であれば、振袖でも過ごしやすい気候で、日焼けもしていないためおすすめの時期です。

8月のお盆の時期

8月のお盆の時期も人気があります。帰省のタイミングで家族みんなでそろって写真を撮り、家族に振袖姿を見せることができるからです。真夏の暑い時期なのでロケーション撮影を行うことは難しいですが、スタジオ内で撮影をする場合は、エアコンで室温を調整してくれるので快適に撮影ができます。

七五三の時期は予約が取りづらい

写真スタジオは七五三の写真撮影のある9月から11月は繁忙期のため予約が取りづらくなっています。七五三の撮影を優先している写真スタジオもあります。土日や祝日などに予約をしたいと考えている場合は予約が取りづらいためとくに避けた方がよい時期です。

まとめ

成人式の前撮りのベストなタイミングについて説明しました。一番のおすすめは予約が取りやすく、気候もよい3月から4月です。ゆっくりとプランについて話し合いをしたり、写真を選んだりしたいと考えている場合は空いている時期に予約を撮ることをおすすめします。

振袖を持ち込んでの撮影も可能です。思い入れのある振袖を着ればでき上がった写真を見たときの喜びも大きくなるでしょう。振袖を持ち込むか、レンタルするか、どんな写真を撮りたいかなどは式の1年前くらいから考え始めるとよいとされています。人気の振袖は早くに予約されてしまいます。余裕をもって早めから動き出しましょう。

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